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FRAMEWORK · v1.0

GEO 成熟度モデル v1.0。
判定の基準を、すべて公開します。

GEO 成熟度とは、ウェブサイトが生成AI の答えの中でどこまで育っているかを、外から見える範囲のセキュリティから人の行動まで1本の線で表す5つのレベル(読まれる・正しく読まれる・案内される・根拠にされる・行動につながる)です。KnownFor が定義し、実際の数字で判定します。

  • 版:1.0
  • 公開:
  • 発行:KnownFor(株式会社アーグマックス)

GEO 成熟度は、KnownFor が定義し、判定の基準をすべて公開している物差しです。公的な規格ではありません。GEO の成熟度について、ISO や JIS のような公的な規格は、私たちの知る限りありません(2026年10月時点)。だから、何を測り、どこからを合格とするかを、このページですべて公開します。ご契約の前でも、だれでも同じ基準で確認できます。

GEO(Generative Engine Optimization)は、生成AI の答えの中で候補に挙がり、根拠にされるようにする取り組みです。LLMO とも呼ばれます。

5つのレベル

セキュリティも、AI に選ばれることも、
1本の線の上にあります。

土台は、外から見える範囲のセキュリティと、AI が読めること。その上に、正しく読まれ、案内され、根拠にされ、行動につながる。レベルは下から順に上がります。上のレベルだけが先に合格しても、飛ばして上がることはありません。

  1. レベル1読まれるセキュリティAI基本のセキュリティ項目に重大な問題がなく、AI 検索のクローラーがアクセスでき、本文を読め、インデックスに入っている。
  2. レベル2正しく読まれるAI名前が出た答えで、値段・連絡先などが、登録した事実と合っている(9割以上)。
  3. レベル3案内されるAI名前を出さない質問で、AI が案内する割合が、始めたときより確かに上がるか、半分以上を保つ。
  4. レベル4根拠にされるAIAI が答えの根拠にそのサイトのページを使う割合が、始めたときより確かに上がる。
  5. レベル5行動につながるAI行動AI の答えからサイトに人が来て、問い合わせ・申し込みなどの行動につながっている(GA4 をつないだ場合)。

合格の条件

レベルごとの、合格の条件。

レベルは、決まった項目の実測で決めます。項目がすべて合格ならそのレベルは合格、1つでも未達なら未達です。材料がつながっていない・記録が無い項目が残るときは「記録なし」(灰色)で、合格とも未達とも言いません。数字を推測で埋めることはしません。

LEVEL 01

レベル1「読まれる」

基本のセキュリティ項目に重大な問題がなく、検索系の AI のクローラーが断られずに読めていて、robots.txt が回答用の AI のクローラーを止めておらず、本文が JavaScript 頼みでなく、トップページが Google のインデックスにあること。

項目条件と材料
セキュリティセキュリティを含む、いちばん新しいスキャンで、基本のセキュリティ項目(https・フォームの送信先・SSL/TLS 証明書の期限)の重大が0件。メールの設定や部品のバージョンの重大は、警戒レベルで示し、ここでは数えません。材料:KnownFor のスキャン(外から見える範囲の受け身の点検)。セキュリティを含むスキャンが無ければ記録なし。
AI の検索のクローラー直近7日に、検索系の AI のクローラー(OAI-SearchBot・ChatGPT-User・Claude-SearchBot・Claude-User・PerplexityBot・Perplexity-User・Amazonbot)が、断られずに読めた回が1回以上ある。ただし、3回以上来たクローラーのうち50%以上が、来た回の50%以上を断られている(401, 402, 403, 406, 429, 451, 503 を返している)ときは未達。学習用のクローラー(GPTBot・ClaudeBot など)は見ません(止めるのはサイトの方針として正当なため)。材料:Cloudflare(AI のクローラーの来訪の記録)。つないでいなければ記録なし。
robots.txt点検したページで、回答用の AI のクローラー(Googlebot・Bingbot・OAI-SearchBot・ChatGPT-User・PerplexityBot・Perplexity-User・Claude-SearchBot・Claude-User)を、robots.txt や Content-Signal(search=no・ai-input=no)で止めていない。材料:KnownFor のページの点検。点検が無ければ記録なし。
本文点検したページに、JavaScript を動かさないと本文が出ないページ(最初の HTML の本文が200字未満で、script があるもの)が無い。材料:KnownFor のページの点検。
Google のインデックストップページが Google のインデックスにある(トップページを調べていないときは、調べたページのどれかがインデックスにある)。材料:Search Console の URL 検査。つないでいなければ記録なし。
Bing のインデックス今は合否に入れません。KnownFor でまだ確認できないため、灰色の「記録なし」で並べます。
レベルの合格上の5つ(Bing のインデックスを除く)がすべて合格。

LEVEL 02

レベル2「正しく読まれる」

直近28日に名前が出た AI の答えのうち、登録した事実と比べられた答えが10件以上あり、その90%以上で、比べた事実がすべて合っていること。

項目条件と材料
比べるもの直近28日の、名前が出た AI の答えに書かれた事実(値段・対象・提供物・違い・地域・連絡先・提供元)と、事実台帳に登録した事実。
答えの数え方比べた事実がすべて合っている答えを「合っている」、古い値・誤りが1つでもある答えを「合っていない」と数えます。登録の無い事実だけの答えは数えません(合っているとも違うとも言わない)。
判定の仕方AI(temperature 0)が答えの本文から主張を引用つきで切り出し、引用が本文に無い主張は捨てます。金額・電話番号・メール・URL・郵便番号は機械で比べます。同じ名前の別の会社・組織についての主張は除きます。
レベルの合格比べられた答えが10件以上あり、「合っている」答えの割合が90%以上。10件に届かなければ記録なし(少なすぎて判定しない)。
材料KnownFor の AI チェックの答えと、事実台帳(ご自身で登録した事実)。

LEVEL 03

レベル3「案内される」

名前を出さない質問で、AI が名前を挙げる割合の区間(Wilson 95%)が、基準より上に離れるか、区間の下の端が50%以上であること。はっきり下がった束がないこと。

項目条件と材料
比べるもの名前を出さない質問の答えのうち、名前が出た答えの割合。材料:KnownFor の AI チェック(Gemini・ChatGPT)。
束商品・サービス(単位)と AI(Gemini・ChatGPT)の組み合わせごとに、別々に比べます。
基準と今基準=同じ条件(質問の版とモデルが同じ)で続いている AI チェックのうち、いちばん古い回。今=いちばん新しい回。質問の版かモデルが変わったら、基準を取り直します。同じ条件の AI チェックが2回以上なければ記録なしです。
束の合格今の区間(Wilson 95%)の下の端が、基準の区間の上の端より上にある(上に離れた)。または、今の区間の下の端が50%以上(もとから強く案内されている)。
はっきり下がった束今の区間の上の端が、基準の区間の下の端より下にある。
レベルの合格合格の束が1つ以上あり、はっきり下がった束が1つもないこと。区間が重なるあいだは「揺れの範囲」で、合格にはしません。

LEVEL 04

レベル4「根拠にされる」

名前を出さない質問で、AI がそのサイトのページを根拠にする割合の区間(Wilson 95%)が、基準より上に離れること。はっきり下がった束がないこと。

項目条件と材料
比べるもの名前を出さない質問の答えのうち、そのサイトのページが根拠(出典)に挙がった答えの割合。材料:KnownFor の AI チェック(Gemini・ChatGPT)。
束商品・サービス(単位)と AI(Gemini・ChatGPT)の組み合わせごとに、別々に比べます。
基準と今レベル3と同じです。
束の合格今の区間(Wilson 95%)の下の端が、基準の区間の上の端より上にある(上に離れた)。レベル3のような50%の線はありません。
はっきり下がった束今の区間の上の端が、基準の区間の下の端より下にある。
レベルの合格合格の束が1つ以上あり、はっきり下がった束が1つもないこと。区間が重なるあいだは「揺れの範囲」で、合格にはしません。

LEVEL 05

レベル5「行動につながる」

GA4 で、直近28日に AI から来た訪問が1件以上あり、AI から来た訪問のキーイベント(問い合わせ・申し込みなど)が1件以上あること。

項目条件と材料
AI からの訪問直近28日に、GA4 の参照元が AI(ChatGPT・Perplexity・Gemini・Copilot・Claude・You.com・Phind・Poe)の訪問が1件以上。
キーイベントAI から来た訪問の着地ページで、キーイベント(問い合わせ・申し込みなど)が1件以上。GA4 でキーイベントを設定していなければ記録なし(0件とは書きません)。
レベルの合格上の2つがどちらも合格。
材料GA4。つないでいなければ記録なし。

上がり方と下がり方

合格を保てて、はじめてレベルが上がります。

判定は実際の数字から毎回計算し、手で決めません。結果は1週間(月曜はじまりの7日)を1周期として記録します。

  1. 合格するそのレベルの項目がすべて合格になると、合格の続きが始まります。
  2. 検証期間(28日)続きが始まった日から28日は、数えずに待ちます。たまたまの結果でレベルが上がらないようにするためです。
  3. 合格の周期を2つ保つ窓のあとに合格の周期が2つそろうと、レベルが上がります。同じ AI チェックの結果のままの周期は1つと数えます(同じ数字で2周期を数えないため)。
  4. 未達なら、最初から途中で未達の周期があると、続きは切れて最初からです。記録なしの周期は数えませんが、続きは切りません。
  5. 見張り上がったあとも、下のレベルを保てているかを毎週確認します。AI の答えが変わると、合格していたレベルが落ちることもあります。落ちたレベルは「落ちています」と表示し、いちばん先に直す課題に戻します(上がった日の記録は残ります)。
  6. 成熟度は、続けて上がったところまでGEO 成熟度は、レベル1から続けて上がった、いちばん上のレベルです。

測る材料

何で測り、何は測れないか。

材料見るものレベル
KnownFor の AI チェックGemini と ChatGPT に、名前を出さない質問と、名前を出す質問を聞いた答え(モデルの名前と質問の版も記録)2, 3, 4
事実台帳ご自身で登録した事実2
KnownFor のスキャン外から見える範囲のセキュリティ(受け身の点検。侵入や攻撃はしません)1
KnownFor のページの点検robots.txt・Content-Signal・最初の HTML の本文1
Cloudflare名乗っている AI のクローラーの来訪と、断られた数(直近7日)1
Google Search ConsoleURL 検査による Google のインデックス1
GA4AI から来た訪問(直近28日)と、その着地ページのキーイベント5

測れないこと

  • Google の AI による概要・AI モードの答えは、今は観測していません。GA4 でも、そこから来た訪問は通常の Google 検索と見分けられません。
  • 答えを観測する AI は Gemini と ChatGPT です。Claude・Perplexity・Copilot などの答えは、レベルの判定に入っていません。
  • Bing のインデックスは、まだ確認できません(レベル1の合否に入れていません)。
  • AI のクローラーは、User-Agent で名乗っているものを、Cloudflare を通った分だけ数えます。
  • AI の答えは聞くたびに変わります。割合は区間(Wilson 95%)で比べ、区間が重なるあいだは「揺れの範囲」として、上がった・下がったとは言いません。
  • 事実の一致は、AI の判定を含みます(数字の項目は機械で比べます)。
  • GA4 で数えられるのは、AI の答えのリンクを押して来た人だけです。答えで名前を見て、あとで検索して来た人は数えられません。
  • レベルは、いまの状態を表す物差しです。売上・検索の順位・AI の答えへの掲載を約束するものではありません。

企業にも、組織にも

同じ名前で、2つの読み方。

GEO 成熟度は、選ばれることが目的の企業にも、正しく案内されることが目的の組織(自治体・医療機関・警察など)にも、同じ5つのレベル・同じ条件で当てはまります。変わるのは、レベル3とレベル5の読み方です。

企業

レベル3「案内される」「おすすめの〇〇は?」と聞かれた AI が、比べる候補に自社を挙げる。

レベル5「行動につながる」AI の答えから来た人が、問い合わせ・申し込み・購入に進む。

自治体・医療機関・警察など

レベル3「案内される」「近くの避難所は?」「夜に子どもが熱を出したら?」のような住民の質問で、AI がその組織の正しいページや窓口を案内する。

レベル5「行動につながる」AI の答えから来た人が、正しいページで手続き・確認・連絡などに進む。何をキーイベントにするかは、GA4 の設定で各組織が決めます。

この使い方では、レベル2「正しく読まれる」(電話番号・住所・受付時間などが合っているか)が特に大切です。

版と改定

版と、改定の記録。

判定の基準(合格の条件・数字・材料)を変えるときは、版を上げ、変えた日と変えた点をこの表に残します。

版日付変えた点
v1.0公開(はじめの版)

引用

出典を書けば、自由に引用できます。

出典(KnownFor『GEO 成熟度モデル v1.0』と URL)を書けば、自由に引用・紹介していただけます。

書き方の例KnownFor『GEO 成熟度モデル v1.0』(2026年10月27日)https://www.knownfor.jp/maturity/

いまのレベルを、実際の数字で。

GEO 成熟度は、KnownFor の月額のプラン(KnownFor 週1回・KnownFor 週3回・KnownFor 毎日)で確認します。どのプランでもレベル1〜5をすべて測り、次のレベルに上がるためにやることを1つずつお見せします。プランの違いは使える量で、KnownFor 週3回・KnownFor 毎日は毎週の観測で、早く判定できます。

GEO 成熟度モデルは、KnownFor(株式会社アーグマックス)が定めた物差しで、公的な規格ではありません。レベルの判定は、KnownFor の会員の画面で行います。